第三次世界大戦が勃発した。各国は優秀なアスリートを兵器として改造し戦争に参戦させることを決定した。
その中でも野球選手を改造して兵器に活用する国とサッカー選手を兵器として活用する国が互いに敵対し激しい戦いを繰り広げた。
野球選手を改造して兵器として活用する国は野球選手たちをロボット化することで戦場での戦闘力を高めた。彼らは超人的な身体能力を持ち、投球やバッティングの要領で戦闘を行い敵を殲滅していた。
彼らは精密な制御が可能で、高速での移動や遠距離攻撃まで多種な攻撃を行うことができたが消費電力が多く、充電が頻繁に必要になるという弱点があった。
一方、サッカー選手を兵器として活用する国は、サッカー選手たちに直接身体能力を向上させる改造を施し生体兵器として利用した。彼らは強力な肉体と瞬発力、高い戦闘能力を備えかつ、仲間との連携能力に優れチームワークを利用して敵に対して圧倒的な優位性を持っていたが、身体への負荷が大きく筋肉・関節・心肺機能に多大な負荷がかかってしまうという弱点があった。
両者の対決は熾烈を極め、その影響は世界中に波及した。
その後、他のスポーツ界も続々と参戦し水中を利用した戦術が得意な水泳の他にアイスホッケー、テニス、バレー、バスケット、陸上競技、レスリングなど、あらゆる競技がその特色を活かし兵器として利用されることになった。
やがて長い時を経て戦争の犠牲者が過去最悪の数に達したことで多くの人々が戦争の無意味さを痛感した。戦争を終わらせるため両者は一時的に停戦し平和的な解決策を模索し始めた。
世界中の人々はスポーツは競争ではなく友情や平和を築くものであるということを思い出した。
そして、野球選手やサッカー選手たちは再び競技者として戦い始め人々の心を癒し平和を取り戻すために最善を尽くすことに決め新たな形のスポーツが誕生し世界は再び活気をとリもどした。
しかし平和が取り戻されたかに見えた世界に突如として謎の宇宙船が飛来し地球を襲撃した。
その宇宙人たちは地球のスポーツ選手たちをさらい実験のために改造しようとしていた。
野球選手やサッカー選手たちは、彼らが再び兵器として改造されることを恐れ、必死で抵抗した。しかし、宇宙人たちは彼らを瞬時に捕らえ改造を始めた。
その後、改造を受けた選手たちは再び闘いの場に立つことを余儀なくされた。彼らは新たな能力を手に入れ、地球を守るために宇宙人たちと戦うことを決意した。
改造を受けた野球選手たちは巨大なボールを投げつけ怪物のような宇宙人たちを打ち砕いていく。
一方、改造を受けたサッカー選手たちは高速で走り回り昆虫型の宇宙人たちを蹴散らしていく。
戦いは激化し地球を守るために他のスポーツ選手たちも力を合わせ宇宙人たちに立ち向かった。選手たちは最後の力を振り絞って宇宙人たちを打ち破り地球を救った。
そして選手たちは改造される前の自分たちに戻ることはできなかったがスポーツの世界に平和が訪れ、改造された選手達の新しい競技が発展した。
しかし宇宙人たちは再び地球に侵攻してくるかもしれないことを知り選手たちはいつでも立ち向かう覚悟を持っていた。
終盤の宇宙人展開は謎ですが、それもいい意味でアホっぽくて深いことを考えずに見れる系の作品でとても面白い設定の物語だと思いました。
実際のメジャーリーガーやサッカー選手のアスリートをたくさん起用してNetflixでこの設定で実写映画を作ったら面白そうです。